【市川市】外壁塗装は冬でもできる？ 寒い時期に行なうときの注意点や依頼前の確認事項を解説

こんにちは！プロタイムズ市川行徳店（株式会社きたばたけ塗装）です。

私たちは千葉県市川市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

 

冬が近づいてくる時期、外壁塗装は可能なのか不安になるものです。

冬の外壁塗装でも、気温・湿度・乾燥時間の条件と、現場での管理を守れば可能です。しかし、白化や密着不良など、冬に起こりうる不具合への対策が必須になるため、あらかじめ知っておかないと耐久性に問題が出てきます。

今回は、市川市で冬でも外壁塗装が可能かどうか、冬の外壁塗装で起こりやすい不具合や工期への影響を解説するので、参考にしてみてください。

この記事を見ることで、

がわかるようになります。

 

外壁塗装のプロである私たちが解説します。

市川市で冬に外壁塗装をお考えの方はぜひご覧ください。

冬でも外壁塗装はできる？塗装ができる基本条件

冬の外壁塗装は、以下の条件を満たすことで可能になります。

この条件をもとに、市川市で冬の外壁塗装ができるのかを見ていきましょう。

※上記は一般的な指針です。実施工は各塗料メーカーの製品仕様書やJIS等の基準に従います。

市川市なら冬でも外壁塗装が可能

気象庁のデータによると、市川市と気象条件が近い千葉市では、1月の2015～2024年の最高気温の平均値は10.5℃、平均湿度は50.4%です。つまり、市川市では「冬は外壁塗装ができない」と心配しすぎる必要はありません。

ただし、5℃を下回る時間帯が出てくる可能性があるため、時間帯の工夫や工程管理は重要です。当店でも冬季は現場の気温・湿度の推移を確認し、無理のない日程で品質を守る計画を組みます（冬季の施工実績あり）。

 

温度や湿度の条件は、塗料を乾燥・硬化させるために必要な最低限の基準です。気温5℃以下で施工すると、塗料が十分に乾燥・硬化せず、塗膜が脆弱になります。　湿度が高い状態では乾燥が遅れ、次の工程に移れません。また、雪や雨の日は塗料が流れてしまうため、そもそも塗装が不可能です。

冬の外壁塗装は乾燥時間と管理が重要

外壁塗装では、各工程ごとにしっかりとした乾燥時間を取ることが品質を左右します。一般的な目安として、1工程あたり2～4時間（気温や湿度、塗料の種類によってはそれ以上）が必要です。

塗装は通常、以下のように複数日に分けて進みます。

気温や湿度が安定している春や秋でも、下塗りから上塗りまで最低でも2～3日ほどかかるのが一般的です。冬場は気温が低く日照時間も短いため、乾燥時間がさらに延びて3～4日程度かかる場合もあります。

 

無理に短い期間で仕上げようとすると、乾燥不足による密着不良や艶引けの原因になるため、乾燥を優先した工程管理が品質確保のポイントです。

市川市で行なう外壁塗装の時間帯の工夫

気象庁のデータによると、市川市と気象条件が近い千葉市では、2015～2024年の平均最低気温は2.82℃で、市川市でも時間帯によっては5℃を下回る可能性があります。そのため、午前中は結露の乾燥を待ち、午後に外壁塗装を行なうなど、時間帯の工夫が必要です。

 

また、乾きにくい日陰面の塗装順を後回しにしたり、日没前の作業時間と乾燥時間を意識して工程を調整します。さらに、雨や雪が続く場合は、あらかじめ設定した予備日に塗装工程を移す、もしくは工程を入れ替えて対応します。担当者が当日の天候を見極めて判断し、品質を優先します。

冬の外壁塗装で起きやすい不具合と対策

市川市では冬でも外壁塗装が可能ですが、他の季節と同じように進めるわけにはいきません。

ここでは、冬の外壁塗装で起こりやすい不具合と、その対策を解説いたします。

白化（ブラッシング）・艶引け

白化とは、塗装面が白っぽくなり、艶がなくなる状態です。塗料中の溶剤が急激に蒸発して塗装面が冷却されると起こりやすく、気温が低く湿度が高い状態で発生します。また、塗料の希釈率が高すぎると乾燥が早まり、同様に白化を招きます。

白化を抑えるには、湿度が高い時間帯や条件での塗装を避けることが重要です。市川市に近い千葉市の1月の湿度は2015～2024年平均で50.4%と、東京（54.8%）・水戸（61.6%）・横浜（53.7%）より低めです。高湿度による白化リスクは比較的高くありませんが、油断せず管理しましょう。なお当店では、塗料ごとの適正希釈・攪拌・塗布量を厳守し、温湿度の記録に基づいて作業時間を調整します。

密着不良

密着不良は、塗膜と下地がうまく密着せず浮いてしまう現象です。下地に水分が残った状態で塗装すると、塗膜の内側で水蒸気が発生して起こります。　冬は気温が低く乾燥が遅いため結露が残りやすく、密着不良のリスクが上がります。

対策として、下地の含水率をチェックし、乾燥が不十分であれば待機します。また、低温でも硬化しやすいタイプの下塗り塗料を選定する方法も有効です。当店では、露点と含水を確認し、必要に応じて下地調整や材料選定を見直します。

凍害

凍害とは、外壁のすき間から入った水分が凍結と融解を繰り返すことでひび割れが生じる被害です。塗膜が硬化する前に低温となる夜間を迎えると起こりやすくなります。

防止するには、低温にならないよう塗装部分を保護し、日没後の温度低下を見越した工程管理を徹底します。気温の落ち込みが大きい予報の場合は、工程を前倒し・後ろ倒しに切り替えて対応します。

結露

冬は外気と室内の温度差が大きく、結露が発生しやすい季節です。結露が下地に残ると、密着不良など他の不具合につながります。

施工時間帯の調整や含水率の確認に加え、必要に応じて室内の換気なども行ない、状況に合わせて対策します。朝は必ず結露の有無を確認し、洗浄・下地処理・塗装のどの工程が適切かを現場で判断します。

材料保管の注意

材料を保管するときは、塗料の凍結や粘度上昇に注意が必要です。気温が低いと塗料が硬くなり、施工性や仕上がりに影響します。

 

先述のとおり、市川市と近い気候である千葉市では、1月の2015～2024年の平均最低気温は2.82℃で、日によっては0℃を下回る時間帯もあります。市川市でも凍結対策は必須です。塗料は暖かい室内に保管する、搬入タイミングを調整するなどして、品質を守ります。

冬に外壁塗装をするメリット・デメリットと工期の目安

これまで冬に外壁塗装を行なう際の注意点を解説しましたが、冬の外壁塗装にもメリットはあります。ここでは、メリット・デメリット、そして工期の目安をまとめます。

工期の目安

外壁塗装にかかる期間は、基本的に10～14日間です。冬は1～3日程度の追加を見込んでください。

雨天時は養生や付帯部の作業を進め、晴天時に中塗り・上塗りを行なうなど、工程を組み替えて対応するケースもあります。工程表は事前に共有し、状況に応じた変更はその都度ご説明いたします。

※建物規模・劣化状況・天候・使用材料により工期は変わります。

冬の外壁塗装における依頼前のチェックリスト

冬に外壁塗装を行なう場合は、塗装会社が冬季の特性を理解し、適切な基準と管理を行なっているかが重要です。

依頼前に以下を確認しましょう。

□ 温湿度と露点の測定・記録をしているか

冬の外壁塗装は、日当たりや湿気など天候の影響を受けやすいものです。温度・湿度の測定と記録はもちろん、露点（空気中の水分が結露し始める温度）の管理も欠かせません。

信頼できる塗装会社は、悪天候が予想されるときは別の工程に切り替えるなど、無理のない施工日程を組みます。完成を急がず、品質を重視する塗装会社を選びましょう。

□ 乾燥時間と工程間隔の基準を設けているか

冬は乾燥時間が長くなります。季節ごとの乾燥時間や工程間隔の基準を設けている塗装会社であれば、十分な乾燥を待たずに次工程へ進むリスクを避けられ、品質に期待が持てます。

□ 低温対応の材料を使っているか

まず、外壁塗装で使う塗料は「水性」と溶剤を使った「油性塗料」に分けられます。一般に、冬は溶剤系（油性）のほうが低温下でも乾燥・硬化しやすい傾向があります。ただし、製品ごとに適用温度や希釈・塗布条件が異なるため、各メーカー仕様に従うことが重要です。

水性塗料を使用する場合でも、低温対応の塗料を選んでいるか確認しましょう。ホームページなどでわからなければ、塗装会社に問い合わせてみるのがおすすめです。

□ 近隣配慮

外壁塗装では、近隣への配慮が不可欠です。作業中の臭いや騒音、洗濯物への影響などに対する配慮ができているか確認しましょう。

実際に利用した方の口コミなども参考になります。近隣トラブルを避ける姿勢がある塗装会社を選ぶことが、安心につながります。

プロタイムズ市川行徳店の冬季施工体制

冬は、他の季節と同じように塗装をするわけにはいきません。

プロタイムズ市川行徳店（株式会社きたばたけ塗装）では、冬季の独自施工体制を整えています。地域特性や気象条件を踏まえ、工程を無理に詰めず品質を優先することを徹底しています。

当店の管理基準

プロタイムズ市川行徳店（株式会社きたばたけ塗装）では、作業現場に温湿度計と露点管理表を設置し、各工程ごとに記録しています（露点は結露発生の目安となる重要な指標です）。低温時は乾燥時間を長く取り、乾燥しやすい場所から優先して施工順序を調整することで、品質を確保しつつ、施工期間が大幅に長引くことを抑えます。

 

また、外壁塗装に使う塗料は暖かい室内に保管し、凍結や粘度上昇のリスクを低減。当日に必要な量をあらかじめ計算し、使う量だけを搬入することで、品質リスクを最小限に抑えています。

 

朝は必ず結露の有無を確認し、その日の高圧洗浄や下地調整を最適化します。もちろん、近隣住宅の洗濯日や車両の出入りなど、近隣への配慮も欠かしません。着工前のご挨拶、工程表の共有、施工中の進捗報告（写真付きのご報告や工事完了時の写真台帳お渡し）を行ない、工事の見える化に努めています。

 

アフターサポートについては、完工後の点検や保証のご案内をご契約時にしっかりとお伝えしています。万一に備えた保険加入（請負業者賠償責任保険）も行ない、お客様の安心に責任を持ちます。対応エリアは市川市全域を中心に、近隣地域にも柔軟に対応します。

まずは無料の外壁診断を！

外壁塗装の最低条件は、気温5℃以上・湿度85%以下・雨や雪が降っていないことの3つです。市川市では、冬季でもこれらの条件を満たしやすく、施工順序や作業時間を工夫すれば外壁塗装は可能です。

ただし、白化や凍害、塗装材料の粘度上昇など、冬季特有のリスクには注意が必要です。プロタイムズ市川行徳店（株式会社きたばたけ塗装）では、塗装材料の凍結リスクや白化・凍害など、冬季のさまざまなリスクを理解し、対策を徹底しています。

当店では無料の外壁診断を実施中です。

無料見積もりで、外壁塗装を行なうべきか、最適なタイミングを個別にご提案いたします。現地調査は写真を交えて丁寧にご説明し、無理なご提案や強引な営業は行ないません。築年数や前回塗装からの年数、図面などがあれば概算のご案内も可能です。

お気軽にご相談ください。