スタッフブログ
屋根メンテナンス施工のお話
2021年01月25日(月)
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どうも、こんにちは。きたばたけ塗装、社長の北畠です。
市川市、浦安市での塗装は当社にお任せください。
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本日は市川市新田のK様邸にお伺いしております。
外壁の塗装は完了しておりますが、本日より屋根の重ね葺き(カバー工法) を開始しております。 屋根のメンテナンスには数種類ありまして、スレート瓦の場合、塗装だけではなく 葺き替えや重ね葺き(カバー工法)といったメンテナンス方法があります。 一般的にはスレート瓦は30年ほどの耐久性があると言われておりますが、これは10年 おきにメンテナンスをした場合だと思って頂いた方がよろしいかと思います。 新築から15年ほどで、北面には苔や藻が大量に発生し、南面では紫外線により スレート表面の塗膜の風化(これが色褪に見える)といった劣化症状が見られます。 苔や藻は雨水を吸収しますので、さらなる苔や藻の発生、湿潤によるスレートの劣化の 進行など悪循環が起きてしまいます。南面に至っては、表面塗膜が風化し雨水によって 流されてしまいますのでスレートの基材自体が雨水を吸収し、冬場では凍害やその他の季節 には乾燥によって反りやクラック、欠損といった目に見える不具合が発生します。
ですので、スレート瓦では10年に一度は塗装のメンテナンスが必要だと言われています。 塗料のランクによりメンテナンススパン(寿命)を長引かせることも出来ます。フッ素や 無機といった塗料は寿命を延ばすのに有効です。 そして、ここで問題となるのが“塗装出来ないスレート”があるということです。 代表的なものですとニチハのパミール、旧クボタのコロニアルneoといったアスベストの使用が 禁止された2004年前後のスレート瓦がそれにあたる可能性があります。
こうなりますと、外装メンテナンス時には屋根も一緒に塗装しましょう、といったことが出来なく なります。(写真はK様邸ではなく、以前施工しました江戸川区のM様邸です) K様邸ではパミールでは無く、コロニアルneoだったのですが全ての面で(特に南面では激しく) クラックが大量に発生しておりました。 前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、こういう理由で塗装ではなくカバー工法 でメンテナンスとなった次第です。 施工中はこんな具合です。 施工後はこんな感じですね。 ちなみにカバーしたのはD’sルーフィングのエコグラーニという屋根材になります。
次回以降に施工の詳しい説明もしたいと思います。 では今日はこのへんで。
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