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【市川市】屋根の種類と特徴|メンテナンス方法や修理のポイントを解説!
2025年05月30日(金)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。株式会社きたばたけ塗装(プロタイムズ市川行徳店)です。
私たちは市川市・浦安市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
「自宅の屋根のメンテナンスをそろそろ考えたほうがいいのかな?」
屋根は、建物を雨風や紫外線から守る重要な部分ですが、屋根の種類によって耐用年数やメンテナンス方法が異なります。
この記事では、屋根の種類ごとの特徴や費用相場、耐用年数を解説します。
この記事を見ることで、
・屋根の種類と特徴、メリット・デメリット
・メンテナンスが必要な劣化症状
・屋根の種類別のメンテナンス費用相場
がわかるようになります。
市川市で屋根のメンテナンスを検討中の方はぜひご覧ください。
屋根の種類と特徴
一口に屋根といっても、使われる屋根材はさまざま。種類ごとに特徴やメンテナンス方法、費用が異なるため、適切にメンテナンスをするにはまず屋根の種類を知ることが大切です。
日本で採用されている屋根には以下のようなものがあります。
屋根の種類 | 特徴 | 耐用年数 | 費用 |
スレート屋根 | 軽量でコストが安い | 約20〜30年 | 4,500〜8,000円/㎡ |
瓦屋根 | 高級感と耐久性が抜群 | 約50〜100年 | 9,000〜12,000円/㎡ |
ガルバリウム鋼板(金属屋根) | 寒さに強く、リフォームに適している | 約30〜40年 | 5,000〜9,000円/㎡ |
アスファルトシングル | 柔らかく施工性が高い | 約20〜30年 | 6,000〜7,000円/㎡ |
屋根は種類によって特徴やメリット・デメリットが大きく異なります。ここでは、それぞれの屋根が持つメリット・デメリットを解説します。
スレート屋根
スレート屋根は、見た目が平らでシンプルな板がびっしり並んでいる屋根のことで、「カラーベスト」や「コロニアル」という商品名で知られています。
見た目がシャープかつ軽量で、耐久性も申し分ないため、あらゆるスタイルの住宅と相性が良く、新築住宅で最も採用されています。
ただし、同じスレート素材でも、天然スレートと人工スレートがあり、それぞれ特徴が異なるので、注意が必要です。
メリット
・見た目がスタイリッシュ
・種類が豊富
・軽量で耐震性が高い
・耐火性が高い
・コストパフォーマンスが良い
これらは、特に人工スレートに色濃く見られるメリットです。
天然スレートは、人工スレートよりも持久性が高いなど、独自の強みを持っているので、自身のニーズに合った素材を選ぶことが大切です。
デメリット
・経年劣化で防水機能がなくなるので、定期的なメンテナンスが必要
・凍害に弱い
・防音性が低い
・断熱性が低い
・色あせ・コケが発生しやすい
・天然スレートは、高度な施工技術が必要になる
凍害に弱く、断熱性が低いため、北海道などの寒いエリアでは使用が難しい素材です。
瓦屋根
瓦屋根は、粘土やセメントなどで作られた瓦を使用した伝統的な屋根です。
S字状や波型など波打つ形状が特徴であり、粘土瓦やセメント瓦など、瓦にも複数の種類があります。
日本では古くから使われており、和風建築に多く見られます。
メリット
・耐久性が高い
・瓦と下地に通気層がつくれるので断熱性が高い
・防音性が高い
・重量感と立体感があり、存在感のある伝統的なデザイン
昔から日本で多く使われているため、高温多湿でも快適に過ごしやすいなど、日本の気候にマッチした機能を多く持つ屋根だといえるでしょう。
デメリット
・価格が高い
・地震や強風で瓦が落ちるリスクがある
・メンテナンス費用が高い
・重量が重く、耐震性が低い
地震に弱いことと費用が高いことから、年々採用率が落ちているのが実情です。
ガルバリウム鋼板(金属屋根)
ガルバリウム鋼板屋根は、アルミと亜鉛合金メッキを施した鋼板を使った屋根です。金属特有のシャープな質感が強く、屋根の厚みを薄くできるため、建物に軽やかな印象を与えます。
屋根リフォームで人気の種類であり、金属屋根の代名詞と呼べるようになるまで普及しつつあります。
メリット
・スレート屋根に直接施工できる
・耐久年数が長い
・重量が軽いため、耐震性に優れている
・下地の間に空気層を形成できるので断熱性が高い
スレート屋根に直接施工できるため、屋根リフォームで採用されることが多いです。
さらに、寒さや積雪に耐性があるため、寒い地域で高いシェア率を誇っています。
デメリット
・長時間の浸水に弱いため、屋根の形状に限りがある
・塩害に弱い
・雨音が反響しやすい
・表面が傷つきやすい
雨による影響を受けやすく、塩害にも弱いため、台風が多い沿岸部には向かない素材だといえるでしょう。
アスファルトシングル
アスファルトシングルは、ガラス繊維マットにアスファルトを染み込ませた屋根で、柔らかい質感が特徴です。
表面がザラザラしており、スレートや瓦のように明確な継ぎ目が見えにくい見た目をしています。
アメリカで普及している屋根の種類で、日本でも輸入住宅や一部の洋風住宅で使われています。
メリット
・柔らかい材質であるため、どんな形状の屋根にも施工できる
・耐久性や防水性、断熱性など基本性能が高い
・カバー工法を使用すれば、リフォームにも対応できる
・防音性が高い
他の屋根に比べて、圧倒的に柔軟性が高いので、特殊な形状の家にも採用が可能です。
デメリット
・価格が高い
・施工できる会社が限られている
・接着剤で固定しているため、剥がれやすい
海外で使用されている素材であるため、輸入コストが発生し、価格が高くなりやすいです。
流通量の少なさに加えて、施工できる会社が限られるので、会社の選択肢が少ないのも難点です。
屋根の役割とメンテナンスが必要な劣化症状とは?
住宅における屋根の主な役割には、次のようなものが挙げられます。
・建物を雨や風、紫外線から守る
・建物の温度調節を助ける
・建物を地震や火事から守る
・建物に遮音効果を付与する
屋根は、快適な住まいを実現するうえで必要不可欠なパーツです。しかし、年月の経過とともに劣化し、適切なメンテナンスを行なわないと本来の機能を発揮できなくなります。そのため不具合が生じたらすぐに修理することが重要です。
屋根の劣化症状をチェック
屋根の劣化サインを見逃さないためにも、以下のチェックリストを活用して定期的に確認することをおすすめします。
・屋根材の表面の色あせ・ツヤがなくなっている
・ひび割れや剥がれがある
・屋根材が浮いている・ズレている
・コケやカビが発生している
・天井や壁に雨漏りの跡が見える
・屋根の軒先や棟部分がゆがんでいる
・雨どいに破損や詰まりがある
・築10年以上で一度も屋根点検をしていない
1つでも該当する項目があった場合、屋根の防水機能や耐久性が低下している可能性があります。被害を最小限に抑えるためにも、なるべく早く専門の修理会社に相談し、適切なメンテナンスを行ないましょう。
屋根の点検には、ドローン診断がおすすめです。ドローンを使うことで、屋根に上ることなく安全に屋根の状態を確認でき、細かい劣化サインも見逃しにくくなります。
当店は無料でドローン診断を行なっています。気になる症状がある方はご相談ください。
▼お申し込みはこちらから
参考リンク プロタイムズ市川行徳店|ドローン診断
屋根のメンテナンス方法と費用相場
屋根のメンテナンス方法は複数あり、内容によって費用相場や耐久年数が大きく異なります。
ここでは「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3つの工事について解説します。
工事の種類 | 工事概要 | 費用相場(30坪) | 耐用年数の目安 |
塗装 | 塗料を塗り直して防水性・美観を維持する | 40〜80万円 | 塗料によって異なるが、一般的には10〜15年ごと |
カバー工法 | 古くなった屋根材を撤去せずに、上から新しい屋根材を被せ、性能を向上させる ※瓦屋根には施工不可 | 70〜100万円 | 20~30年ごと |
葺き替え | 古くなった屋根材をすべて撤去して、新しい屋根材に全面的に交換して、屋根の劣化や損傷を修復する | 60〜200万円 | 20~30年ごと |
塗装
メリット
・美観が向上する
・防サビ効果を付与できる
・コケや藻を防止する効果を付与できる
・塗料によっては遮熱効果を向上できる
・工期が短い(2週間程度)
注意点
・屋根の種類に適した塗装を実施する
・塗り替え回数に上限がある(一般的には3回が上限)
・劣化状況によっては施工できない可能性がある
屋根補修の一般的な方法である塗装は、3つの方法の中で一番手軽でコストパフォーマンスが良いため、時間や費用をかけずに屋根の見た目を良くしたい場合におすすめです。
カバー工法
メリット
・リフォーム費用を抑えられる
・屋根の断熱性・防音性・防水性が高まる
・リフォーム工事期間が短く済む
注意点
・屋根が重くなるので、耐震性が低くなる
・屋根の種類によっては、施工ができない
・劣化が激しい場合は、施工できない可能性がある
既存の屋根を撤去する必要がないので、アスベストを含んだ屋根や、低コストで済ませたい場合におすすめの工法です。
葺き替え
メリット
・家の寿命が伸びる
・外観を新しくできる
・軽い屋根に替えると耐震性を向上できる
注意点
・費用が高いので、予算を十分に確保する必要がある
・廃材の対処方法を考える必要がある
・工期が長い傾向がある
葺き替えは、最も大規模なリフォームです。雨漏りが発生していたり、屋根の損傷が激しい場合は、葺き替えを検討しましょう。
屋根の種類別! メンテナンス方法と費用相場
屋根の種類によって、メンテナンス方法は異なります。
自宅の屋根にはどんなメンテナンス方法が適しているのか、いくら費用が掛かるのかを把握しておきましょう。
屋根の種類 | 代表的なメンテナンス方法 | 費用相場(100㎡) |
スレート屋根 | 塗装 / カバー工法 / 葺き替え | 塗装:約20〜30万円
カバー工法:約55〜150万円 葺き替え:150万円~ |
瓦屋根 | 割れ補修 / 漆喰補修 / 葺き替え | 割れ補修:約5万円(5枚の場合)
漆喰補修:50万円~ 葺き替え:約100~240万円 |
金属屋根(ガルバリウム鋼板など) | 塗装 / カバー工法 / 葺き替え | 塗装:約25〜40万円
カバー工法:約50~130万円 葺き替え:約90~130万円 |
アスファルトシングル | 塗装 / カバー工法 / 葺き替え | 塗装:約30〜55万円
カバー工法:約35~50万円 葺き替え:約100~120万円 |
【市川市】当店の屋根リフォーム事例を紹介
当店が市川市で手掛けた屋根リフォーム事例を2つ紹介します。
新しい屋根材を上から重ねた事例②のカバー工法は言うまでもなく、事例①のように塗装するだけでも屋根は綺麗によみがえります。
ぜひ、ご自宅の屋根リフォームの参考にしてください。
事例① 屋根塗装
プラン内容 | 超低汚染プレミアムシリコンプラン |
価格 | 170万円 |
施工期間 | 3週間 |
- 屋根高圧洗浄
- 板金ケレン
- 屋根クラック補修
経年劣化により全体的に塗膜が風化・色あせていた屋根を、高圧洗浄できれいにした後、ケレン作業で汚れや錆を落とし、クラックを補修してから、塗装しました。
同時に塗装した白とネイビーの外壁も相まって、まるで新築のように生まれ変わりました。
▼詳細はこちらをご覧ください
参考リンク プロタイムズ市川行徳店|施工事例(市川市大野町 S様邸)
事例② カバー工法
プラン内容 | ハイクラスシリコンプラン |
価格 | |
施工期間 |
- 棟板金 撤去
- ルーフィング
- 棟板金 設置
古い棟板金を撤去したら、ルーフィングと呼ばれる防水シートを屋根全体に貼り付けます。新しい屋根材を既存の屋根材としっかりと重なるように設置して棟板金を固定したら、カバー工法は完成です。
色あせて剥がれが生じていた屋根の代わりに、これからは新しい屋根が建物を守ってくれます。
▼詳細はこちらをご覧ください
参考リンク プロタイムズ市川行徳店|施工事例(市川市福栄 S様邸)
▼カバー工法に興味がある方はこちらをご覧ください。
参考リンク プロタイムズ市川行徳店|屋根カバー
市川市の屋根リフォームは株式会社きたばたけ塗装(プロタイムズ市川行徳店)におまかせ
日本で使われている主な屋根は、「スレート屋根」「瓦屋根」「ガルバリウム鋼板(金属屋根)」「アスファルトシングル」の4種類です。
それぞれの特徴に合わせたメンテナンスが必要ですが、メンテナンス方法も「塗装」「カバー工法」「葺き替え」と様々な工事があるため、自宅の屋根に合った方法で適切にメンテナンスをすることが大切です。
株式会社きたばたけ塗装(プロタイムズ市川行徳店)では、さまざまな屋根のリフォームに対応してきた実績をもとに、ご自宅の劣化症状をしっかり見極め、予算に応じたメンテナンス方法をご提案します。
市川市で屋根のメンテナンスをお考えの方は、ぜひご相談ください。
▼お問い合わせはこちら
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